Item detail
22AWシーズンにNewリリースの新作"HANDLE PACK(ハンドルパック)"。
商品名の由来でもある2本のハンドルストラップがアイコニックなディテールであり、肝として存在。シーズンコンセプトであり、デザイナー山内氏が着目する「持つ」という動作にリンクした仕様です。これにより、床に置いているバッグは自然とハンドルを握って拾い上げる恰好となり、一連の動作が滞りなくスムーズに完了します。利便性や機能性のみならず、その所作も含めてプロダクトの一環だと考えています。
収納量を確保する為に設計された大きなマチ幅によって、背負った際の存在感は抜群。ミリタリーバッグのようなボリューム感にもくすぐられます。
27リットルが収まるメインコンパートメントは、国内1泊程度の出張や旅行であれば十分に対応可能です。
背部に設けられたジッパーポケットからもメインコンパートメントへのアクセスが容易に。荷物の容量によってはメインとなるフロントから、PCや小物類のみの出し入れであれば背部から等、収納物や目的別に使い分けることでより利便性を発揮してくれます。インナーには緩衝材を用いたPCスリーブが設けられ、日常的にPCを持って出掛ける方にも安心。PCスリーブ手前に2つに分割された外付けポケットは細々とした収納に最適です。また、500mlペットボトルがすっぽり収まるポケットも何気にありがたいディテール。
少し大ぶりのフロントポケットは、各角のエッジを際立たせることに注力して製作されている「実は...」な意欲作。これにより、中に物が収納されていなくても、立体的なフォルムが生まれます。フロントジッパーを開ける際にジッパープルを引きやすい様、エンドも製作しまそした。インナーに配されたメッシュポケットも気が利いています。
バッグ本体のシェル(表地)には、撥水性と堅牢性において評価の高いコーデュラナイロン[1680D×840D]を採用。ライニング(裏地)にもナイロンを張ることで内部への浸水防止策となり、より安全性の高い仕様に。
ジッパープル(引き手)にレザーを用いることで、デザインのアクセントとしてはもちろん、ちょっとした高級感も演出してくれます。
人体にフィットするよう考案された背面の立体的なパターンやS字のショルダーハーネス、蒸れて汗ばみやすいショルダーストラップの裏地には吸汗速乾性に優れる素材を採用。日常的に使用するものだからこそ生まれるストレス負荷を出来る限り軽減しようという試みは、KaILIらしいホスピタリティを感じるディテールと言えるでしょう。
実は背面に隠しポケットが存在するのは、ここだけのお話。
MATERIAL : [SHELL]NYLON100%(Cordura Nylon) [LINNING]NYLON(TEFLON) [OTHER]POLYESTER, COW LEATHER
COLOR : BLACK
SIZE : W330 D190 H440mm(27L)
*着用モデル 身長 177cm 72kg
WEIGHT : 880g
MADE IN JAPAN
About “KaILI”
「矛盾あるデザイン」をコンセプトとしている"KaILI(カイリ)"。
デザインに違和感を覚え、矛盾に気づき、考える。
その過程を楽しんでもらえるプロダクトを生み出しています。
デザイナーであり、製作者でもある山内氏は、鞄の産地として名高い兵庫・豊岡の工房で鞄作りに従事した後、地元である福岡にてブランドを創設。
デザインのみならず、ユーザビリティーに優れた仕様や高い縫製技術は、全て自社工房より生み出されています。